こんにちは。ケアサロンNaturalつづきまいです。
突然ですが、
筋肉量と筋力の違いってご存じですか?
「一緒じゃないの?」
ってよく聞かれるのですが、似ているようで違います!
筋肉量と言えば、最近体組成計で
体脂肪率や身体年齢、BMIなどと一緒に出てきますよね?
体組成計などでは、
除脂肪体重kg÷2 = 筋肉量kg
除脂肪体重とは、体重から体脂肪量を引いたものなので、
筋肉や骨や内臓などの重さです。
つまり、体脂肪率が減ると、筋肉量が増えますが、
注意点としては、体脂肪量を計算しその1/2で計算されているので、
骨と内臓の変化による誤差が出てしまいがちです。
そしてなにより、体脂肪率もあくまで目安(微弱電流を流して抵抗で測っている)
なので、誤差は大きいと言えます。
これを話し出すと長くなるので

次に筋力ですが、
「筋力」とは【筋肉が一回の収縮で発揮する力】厚生労働省e-ヘルスネットより
と言われています。
リハビリや整形外科では、総勢640余りある筋肉のほぼ1つずつの筋力を0〜5の6段階で検査する方法があるのですが、それはとても大変ですし、そこまで細かいことは
特定の病気など以外は必要ないので、
ざっくりと、上肢、下肢、体幹などの部位ごとに
人の手で抵抗をかけて(まさかの人力です)
どれだけ反発できるかで測定しています。
ちょっと話がそれましたが、
ややこしい今までのことは忘れていただいて(笑)
筋肉量はあくまで「筋肉の量」で
筋力は発揮できる力です。
じゃあ、筋力はどうやったら測れるの?
となると思います。
いちばん測りやすいのが、
握力です。
「握力って手の筋肉を測るもの」
と思いがちですが、
握力は全身の筋力と相関する
というのはかなり高いエビデンスとして言われており、
色んな国の健康背策で指標として取り入れられています。
そして、
握力の低さと病気になるリスクの相関も言われています。
毎日の筋肉量と共に
時々握力を測定を追加!
トレーニングしている方の効果測定だけでなく、
健康の維持にも役だちます!
サロンでも握力計を導入しました。
最近測ってないな・・・
という方はぜひ一度測ってみてください。
長くなってしまいましたので、
筋肉量と筋力の違いについてと
筋力を上げるには?については次回お伝えしたいと思います。